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ラーメン屋として「独立」した方に聞いてみた!独立までの道のりとは?

目次

「いつか自分のお店を持ちたい」——そう夢見て、ラーメン業界に飛び込んだSさん。前職であるINGSでの経験を活かし、ついに独立を果たし「中華そば流川」を立ち上げました。今回は、Sさんが独立に至るまでの道のり、INGSでの学び、そして今後の展望についてお話を伺いました。

ラーメン店主
「一杯のラーメンで誰かを幸せにする」をモットーに、
お客様の笑顔を原動力に日々前進中
Profile
Sさん
  • 経歴
    INGS入社 → 店舗運営・経営を学ぶ → 独立
  • 店舗
    中華そば流川

INGSに入社後、ラーメン作りの基礎から店舗運営、経営の視点まで現場で学び、入社8年目で独立。日々創意工夫を重ねながら店舗を成長させ、現在は2店舗を展開。2025年内には3店舗目の出店も予定している。

同級生の縁から始まったINGSでのキャリア

ーINGSに入社したきっかけとは?

INGSの青柳誠希社長とは中学時代からの同級生でした。彼が仲間と共に飲食事業を立ち上げて本気で取り組んでいる姿を見て、「このチームに加わりたい」と強く思いました。信頼できる仲間と理想を追いかけられる、そんな環境に惹かれて、INGSへの入社を決意しました。

INGSに入社してからというもの、日々の業務を通じて飲食業の魅力にどんどん引き込まれていきました。自分の将来を考えたときに、ラーメン屋としての道か、あるいは武蔵野うどん屋のようなうどん専門店での独立という2つの選択肢が自然と浮かび上がってきました。

どちらにしても、「いつか自分の店を持ちたい」という気持ちはこの頃から明確に芽生えていたのだと思います。

ー入社から独立までの時系列を教えてください

私のケースでは、入社から約8年目で独立しました。

入社1年目:基礎を徹底的に学ぶ

2009年 INGSに入社。最初の1年は、ラーメン作りの基礎を徹底的に学びました。最初はとにかく覚えることが多くて大変でしたが、INGSで初めて自分達で1からスープを作る店を出店し、その店に立たせて頂いたので、仲間と共に1から色々と学びながら進めていきました。ここで「ラーメン屋の仕事の基礎」をしっかり学べたのが、後々役に立ちました。

入社2年目:店舗運営を意識し始める

この頃から、単にラーメンを作るだけではなく、お客様のリピート率を上げるための接客や工夫を考えることや、売上や原価の計算に興味を持ち始めました。この時点ではまだ「店を回せるようになりたい」という気持ちが強かったですね。

入社3年目:副店長に昇格し、経営視点を持つ

3年目で副店長に昇格し、より「経営」を意識するようになりました。この時、「味だけじゃなくて、お店の経営が大事なんだ」と痛感しました。売上管理やコストコントロールの経験が、この後の独立に大きく役立ちました。

入社4年目:店長に昇格し、独立を意識

4年目で店長に昇格し、1つの店舗を任されることに。この時、「自分の店を持ったらどうなるのだろう?」と考えるようになり、本気で独立を意識し始めました。

入社6年目:独立の準備をスタート

当初は好きな武蔵家うどん屋があったので、最初は武蔵家うどん屋での独立を目指し、武蔵家うどん屋で修行をしました。この時期は、仕事をしながら「独立に必要な知識・準備、技術」を並行して進めていました。

入社8年目:独立を決意、開業へ!

独立に向けて、最後の準備を進め、ついに2019年、念願のラーメン店をオープン!INGS時代に学んだ経験を活かしながら、独立、経営をスタートしました。

一度は頓挫しかけた夢—
そこに差し伸べられた手、独立までの道のり

ー独立に向けた準備とそれまでの経緯とは?

本格的な独立を目指して当時は好きな武蔵家うどん屋があったので、武蔵家うどん屋の修行に1年程行きました。武蔵家うどん屋での独立を試み、自分の貯金、創業融資などの活用もし、物件探しをしていましたが、物件がなかなか決まらず、また物件探しをしているうちに業態の難しさにぶつかり、武蔵野うどん屋での独立は諦めかけていました。

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提供写真
入社8年目:独立を決意、開業へ!

独立を諦めかけていた頃に…
あらたに巡ってきた独立のチャンス

そんな時に、青柳社長にINGSの直営店、以前私が店長として勤めていた店舗を業務委託のような形で独立してみないか、と声をかけて頂きました。

私は二つ返事でやると決めました。あの一言がなければ、今の自分はいなかったかもしれません。本当に彼には感謝しています。

店名:中華そば 流川
所在地:東京都新宿区西新宿7-9-15 新宿ダイカンプラザビジネス清田ビル 1F

お客様の笑顔を見られることが、
事業を継続できていることが、何より嬉しい

ー念願の独立、開業して嬉しかった瞬間とは?

オープン初日に、家族や昔の仲間が駆けつけてくれたこと。そして、「また来るよ」と言ってくれたお客様の言葉は、今も忘れられません。INGS時代の仲間達、昔からの友人、家族、皆に支えられて今があるので、皆からの祝福の言葉は今も嬉しいです。

日々の営業の中で、お客様の笑顔を見られることが、何よりのモチベーションです。

そして、なにより今も事業を継続できている事が1番嬉しいです。私を支えてくれているスタッフ、家族には1番感謝しています。

ー開業後に直面した課題とは?

開業後すぐに直面したのは「集客」と「人材確保」でした。集客に関しては、無料でできるInstagramやX(旧Twitter)などSNSを活用して積極的に情報発信を行い、新規のお客様獲得に向けて努力しました。

また、常連のお客様を飽きさせないように限定メニューなどを用意して、売上を安定させてきました。

「一杯のラーメンで誰かを幸せにする」
という想い

ー現在の目標と今後の展望について教えてください

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提供写真|中華そば 流川 牛骨✖︎貝出汁のスープ、旨味が調和された『牛貝清湯中華そば』のお店

「自分の店を持つ」という夢から、
「自分達の作ったラーメンでお客様を幸せにして自分達も幸せになる」という夢に

最初は「自分の店を持つ」という夢からスタートしましたが、今は「自分達の作ったラーメンでお客様を幸せにして自分達も幸せになる」をモットーにやっています。

現在は2店舗運営していますが、今年中に3店舗目出店も決まりましたし、更に店舗を増やしていきたいと考えています。

また、INGSで学び、独立を果たしたように、今度は僕自身が次の世代に経験を伝えていけるような立場になれたらいいなと思っています。まだまだ未熟者ですし挑戦は続きますが、「一杯のラーメンで誰かを幸せにする」 という想いを大切に、これからも頑張っていきます!

INGSで得た“経営者の視点”と“仲間の大切さ”

ーINGSでどんなことを学びましたか?

実践を通じて、多岐にわたるスキルと経験を積みました。

  • 仕込み・調理の基礎技術
  • 接客術とリピーター獲得の工夫
  • スタッフの育成とマネジメント
  • 売上やコストの管理
  • 店舗物件の選定と戦略的なマーケティング
  • 飲食トレンドを読む視点

上記に挙げたように、飲食店において学んだ事は沢山あり、どれも為になるものばかりでしたが、私の場合社長含め周りのメンバーも昔からの友人達が沢山いたので、普通の会社よりもより密に教えてもらえましたし、情報も沢山入ってきたので、本当に色々なものが身に付いたと感じています。

また、一緒に働いたメンバーが昔からの友人ということもあり、昔からの仲間と働く難しさや楽しさも学びました。最終的には仲間の大切さを1番学ばせて頂いたと思っています。

ーINGSでの経験は独立にどう役立ちましたか?

INGSで得たものは単なる飲食スキルにとどまりません。数字管理の基礎から、人材育成のポイント、ブランド構築のノウハウまで——経営者として必要なすべてが詰まっていました。

また、独立後も相談できる仲間がいることは、精神的にも大きな支えとなっていますし、心強いですね。

ーこれからINGSに入社する人へ一言!

INGSは、「経営を学べるラーメン屋」 だと思います。 普通の飲食店だと、ただ料理を作るだけで終わってしまいますが、INGSでは「お店を経営する視点」で学べるので、独立を考えている人には最適な環境です。

本気で「自分の店を持ちたい」と思うなら、INGSはその夢に最短で近づける場所です。現場での経験だけでなく、経営者に必要な考え方まで身につけることができます。

ここには、あなたの成長を後押ししてくれる仲間と環境があります。夢を夢で終わらせたくないなら、ぜひチャレンジしてほしいです。

イラスト
監修
働く人の幸せを大切にする企業
株式会社INGS

「CONA」「焼売のジョー」「らぁ麺はやし田」など、幅広いブランドを展開しているINGSでは、働く人の幸せに重きをおいています。働く人が心から幸せを感じ、自分自身の成長を実感できることが何よりも大切。自分のために本気で取り組むことで、その幸せは自然とお客様や仲間、そして社会全体へ広がっていくから。
自分の成長を楽しみながら、誰かを幸せにできる仕事をしたい。そんな想いを抱く方にとって働きやすい環境を整えているのがINGSです。